• 札を覚える、決まり字を覚える

 競技かるたの簡単なルールについてはこちらをご覧ください。

 まずは百枚の札(歌)について知り、覚えましょう。百人一首のゲームをしたり、書籍やスマートフォンのアプリを使って覚えるとよいでしょう。早覚え術(リンクあり)なんてものもあります。練習を重ねながら札を覚え、好きな札、得意な札を作りましょう。

 百人一首はすべての札が1~6文字目で特定できます(決まり字と言います)。札それぞれの決まり字を覚えることが上達の近道です。

 

  • マナー

 競技かるたは礼に始まり礼に終わります。札を並べる前、暗記時間中に席を立つとき、試合が始まるとき、試合が終わった時は「よろしくお願いします」「ありがとうございました」ときちんと一礼しましょう。

 札を送るとき、相手が札を整理するときは上にまっすぐ手をあげましょう(読手にまだ読まないでというサインになります)。

 マナーに関しては各会の指導者に言われたことをよく守りましょう。ただし、会や地域によって意見が異なることもあります。

 

  • 構え方、取り方

 下の句が読まれ始めたら体を構えて札を取る準備をしましょう。正座から少し腰を上げ、前のめりにかがんで構えましょう。右利きの人は、右手を競技線下の中央に指先を軽く畳につけます。右手は開いても握ってもよいです。握るときは卵をつつむように手の中に空間を作るとよいです。

 左手は膝より外側に置き、左手と足で体を支えます。このとき右足だけ少し後ろに下げると札が取りやすくなります(左ひざが右ひざより前に出るように)。左利きの人は左右を反対にしてください。

 上半身はできるだけ前に出し前傾姿勢で構えましょう。ただし頭の先端が相手陣にはみでないように。

 小中学生のように体が大きくなる時期は構えはあまり気にしなくても結構です。高校生以上の人は自分に合った構えを探してみましょう。

 上の句が読まれ始めたら右手(左利きの人は左手)を動かして札を取ります。読まれた札に直接触る、または他の札を押して読まれた札を外に出すことで取りになります。札を払って取れるようになると一人前です。取り方は上級者に見てもらいましょう。

 

  • 格好について

 試合時の格好は基本的にTシャツジャージズボンです(長袖、ジーンズでも可)。試合中は暑くなりやすく、膝を畳に擦ります。汗ふきタオルがあると便利です。膝が痛くなる人は、座布団やタオルをしいたり、ひざ用のサポーターを使うとよいでしょう。

 競技中はネックレスなど揺れるものは外します。また、胸元が開いていたり、丈が短くて背中が見えるようなTシャツは好ましくないとされています。腕時計や指輪も外しましょう。

 爪は短く切りましょう。お互いの手がぶつかり相手の手を傷つけてしまうかもしれません。ばんそうこうを常備しておくと便利です。

 

  • ルールを覚える

 競技かるたは基本的に選手がどちらの取りかを判断するセルフジャッジの競技です。どちらが札を取ったかお互いに話し合って解決しなければなりません。大会などでお互いに意見が一致しないときは審判が話を聞いて裁定します(このとき収拾がつかなくなることを俗に揉めと言います)。揉めになった場合は審判にお願いして裁定してもらいましょう。

 競技かるたのルール(競技規定)を一読することをお勧めします。

 

  • 競技かるたにかかる費用

 競技かるたは他のスポーツに比べ比較的お金のかからない競技です。練習用のジャージやTシャツ、大会の参加費や旅費が主な出費になります。

 全国大会で入賞すると有段者になれます。有段者になると全日本かるた協会の会員となり年会費(5000円)や昇段料がかかります。会員になると大会の詳細な記録が見れるようになり、年二回協会の会報が郵送されます。

 協会の制度や昇段については下記リンクをご参照ください。

 

  • ケガ

 競技かるたは突き指切り傷をしやすい競技です。主に相手との手の衝突で発生します。突き指をした場合は無理をせずに試合を中断し、整骨院や整形外科で治療しましょう。

 また、かるたは膝立ちから前のめりにかがんで構えるため、に負担がかかり筋肉や筋を痛めることがあります。腰痛やひざの痛みがある場合はコルセットやバレーボール用のひざサポーター、座布団などで保護しましょう。